好きすぎる。。

手を取り合い同じ方向を見よう。

微笑み (M.S)

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主人公・カフェ店員さん
アルバイト・佐野くん

常連客の小島くんと福本くん

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いつもたいちぇと呼んでる子と
来て楽しそうに笑ってるのを
見て微笑んで、たまに、
『美味しゅうございましたー!』って
笑わされたりして楽しい日々。
ーー
ある日突然女の子連れてやってきて、
いつもの
ミルク多め無糖カフェオレを出す。
チラッと顔を見る。ドキッとする。
大体笑ってる姿しか見てなかった小島くんが
真顔で話聞いてるし、
遠くから見ても真剣な雰囲気で
会計はいつも、
福本くんとは割り勘なのに、
女の子の分も払うし
『美味しそぉ〜』って言った
クッキーも買ってあげて、
出て行った背中を見てたら、、

(あの…これ…わかんなくて…
あ、れ?先輩??)って
佐野くんに話しかけたのも
気づかなくて、
(あの!店長が!
妹さんだって!!)って
いつも少し小さめな声なのに
大きな声で言う佐野くん。

びっくりして、安心してたら、
(好きなんですね。。)って
聞かれて初めて『すき』って
感情に気づく。

「んー。ただの店員だし、
私なんて、、む、」
「無理。」って
返そうと思ったら
「そういう謙虚で優しいところ!
好きですが!ダメです!!」
「僕、じつは小島くんの
後輩なので電話しますね!!」
って戻ってきた小島くんに
想い伝えたら、両思いで
ハッピーエンド。

厨房では、
『謙虚で。優しくて。
そして、、。鈍感なんだよな。。』
って悲しそうに微笑んでる
佐野くんに、
肩ポンっと叩く正門店長。
せつないね、、
君の方がすきだよ、、、。